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2020/11/15
再生医療を始めます
おおい動物病院はこのたび、動物再生医療技術研究組合に加入しました。
これにより、当院でも再生医療を行えるようになります。
当院で行う再生治療では、間葉系幹細胞という細胞を投与することで、病気・ケガ・加齢によって、機能不全・機能欠損に陥った組織・臓器を再生させ、失われた機能を回復させるという効果が期待できます。
悪い個所を叩くことが中心の化学的な薬剤による治療とは異なり、身体が本来持つ修復機能や自己治癒力を利用することが大きな特徴です。
再生医療を行うことになった場合、適切に培養された間葉系幹細胞(MSC)が組合から送られてきます。
専用の機関でしっかりと品質チェックが行われたものを使用しますのでご安心ください。
送られてきた細胞を当院にてわんちゃん・ねこちゃんに投与し、治療を行います。
現在、対象となる疾患は下記の通りです。
犬:慢性腸症(CE)・乾性角結膜炎(KCS)・アトピー性皮膚炎・糖尿病・膵炎・肝炎・椎間板ヘルニア・関節炎・免疫介在性溶血性貧血(IMHA)・非再生性免疫介在性貧血(NRIMA)・赤芽球癆(PRCA)・再生不良性貧血(AA)・免疫介在性血小板減少症(IMTP)・非感染性髄膜脳脊髄脳炎
猫:慢性腎臓病・慢性腸症(CE)・猫伝染性腹膜炎(FIP)(※Wet型に限る)・膵炎・胆管/肝炎・慢性口内炎・膵炎続発性糖尿病・免疫介在性溶血性貧血(IMHA)・喘息・非感染性髄膜脳脊髄脳炎・変形性関節症・免疫介在性多発性関節炎
対象疾患は今後研究が進むにつれて増えていく予定です。
再生医療はまだまだ一般的な治療ではなく、費用も手軽な値段とは言えません。
しかしこの再生医療が、病気に苦しむわんちゃんねこちゃんや、病気と一緒にたたかうオーナー様の希望となれば、と願っています。
上記の病気と闘病中で、治療の反応が悪く、なにかほかに方法はないか探している方も、まずは一度ご相談ください。