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2024/07/26

家での犬のブラッシングのやり方とコツについてトリマーが解説!<寺澤>

家での犬のブラッシングのやり方とコツについてトリマーが解説!<寺澤>

こんにちは!トリマーの寺澤です!

最近愛犬のチワワ、のあちゃんをお家でトリミングをして家族から好評で嬉しかったです🐶✂️

今回は家で行うわんちゃんブラッシングについてお話したいと思います!

 

目次

1. 犬へのブラッシングの効果

2. 犬へのブラッシングの頻度

3. 犬がブラッシングを嫌がる場合の原因と対策

 ・身体に触られることに慣れていない

 ・過去にブラッシングにトラウマがある

 ・ブラッシングが痛い

 ・ブラッシングの道具に警戒している

4. 犬へのブラッシングまとめ

 

 

1. 犬へのブラッシングの効果

 

最初にブラッシングの効果として、

・毛並みが整う

・汚れが取れる

・毛玉,縺れの予防

・皮膚疾患の予防,早期発見

・ノミ・ダニ等の外部寄生虫の発見

・飼い主様とのコミュニケーションが取れることにより心や身体の健康を促す

・皮膚刺激による血行促進や毛艶アップ

などがあげられます。

 

 

2. 犬へのブラッシングの頻度

 

ブラッシングの頻度としては可能であれば毎日、少なくても2,3日に1回が望ましいです。

例えばトイプードルなどの毛が伸び続ける犬種の場合、ブラッシングをせずに毛玉ができてしまうと、次のトリミングではその部分だけカットしなければなりません!

理想のスタイルがあったとしても、毛玉があったらできないことも……

 

 

3. 犬がブラッシングを嫌がる場合の原因と対策

 

しかし、ブラッシングを嫌がる子や暴れる子、ブラシを見るだけで逃げちゃう子が多いかと思います。その主な原因として、

・身体に触られることに慣れていない

・過去にブラッシングにトラウマがある

・ブラッシングが痛い

・ブラッシングの道具に警戒している

が考えられます。

 

対処法として、

・身体に触れられることに慣れていない

いきなり身体に触れられると私たち人間もびっくりしますよね?なのでブラッシングの道具を当てられることにはもっとびっくりしてしまいます。そういうタイプの子にはブラッシングをする前に身体に触れる練習からしてあげてください!

それもいきなり足先や顔周りなどは避け、首周りや前胸,耳の付け根など撫でられて喜ぶところから始めましょう!

ポイントとして優しく声をかけながらだとわんちゃんもリラックスすることが出来るので尚良いです🙆🏻‍♀️ 触れ合う時間が増えると触られることに抵抗がなくなりブラッシングにも抵抗が少なくなっていき受け入れやすくなります。

 

・過去にブラッシングにトラウマがある

過去に痛い思いや不快な思いをしたことがあるわんちゃんはブラッシングの道具自体が嫌になってることがあります。そういう子に無理やりしてしまうと逆効果です。手で毛をとかしてなれることからはじめましょう。

この時にも無理に毛玉や縺れを引っ張ってしまうとこれも逆効果になってしまうので地道に解いていくか可能であれば毛玉ならハサミでカットすると良いでしょう!

 

・ブラッシングが痛い

ブラッシングの途中で痛がる場合は、皮膚に道具が当たって痛がってる場合があると考えられます。わんちゃんの皮膚は人間の皮膚に比べて薄く、特に関節付近の薄く痛みを感じやすいので注意してください。スリッカー入れる角度や力加減を弱めたり、スリッカーブラシをピン付きのものに変えてみても良いでしょう!

 

・ブラッシングの道具に警戒している

ブラッシングが嫌なのではなく、道具に警戒していることも嫌がる原因としてあります。

この場合警戒しを解くために、おやつを使ってみてはいかがでしょうか?

ブラシから少し離れたところにおやつを置く→食べたらその距離を縮めて、最終的にブラシの上におやつを置き、食べられるようになる

こうすることで、ブラシにポジティブな印象を与えます。

  

  

4. 犬へのブラッシングまとめ

 

いかがでしたか?

最近オーナー様にブラッシングについて聞かれることが多かったため今回はこのタイトルでコラムを書いてみました!

次回は、ブラシの種類とブラッシングの仕方についてお話したいと思います♪

 

  

 

BDAB00AE-416B-403A-B4B7-A6F6EFF61E3F.jpeg◆執筆:寺澤さくら(トリマー)

最近、人生初ブリーチをしました!

 

2024/07/12

犬の適温管理と熱中症予防を動物看護師が解説します!<冨板>

犬の適温管理と熱中症予防を動物看護師が解説します!<冨板>

こんにちは!おおい動物病院 動物看護師の冨板です!

7月に入り、いよいよ夏本番 ですね。

今回は、暑い夏を愛犬と一緒に乗り越えるための熱中症対策についてや、熱中症の注意点などをお話します!

 

 

【目次】

 〈1〉はじめに

 〈2〉犬の体温調節と適温範囲

 〈3〉犬の熱中症のリスクと予防

 〈4〉暑い夏を乗り越える為の犬の体調管理と注意点

 〈5〉シニア犬と過ごしている我が家の暑さ対策

 〈6〉まとめ

 

 

 

〈1〉はじめに

 

犬は私たちの大切な家族であり、私たちの生活を豊かにしてくれる存在ですが、犬が快適に過ごせる環境や気候は私たちとは異なる点があります。特に、犬の適温管理や熱中症予防について理解しておくことは、愛犬の健康と過ごしやすさに深く関わってきます。今回は、その具体的な注意点について解説します!

 

 

 

〈2〉犬の体温調節と適温範囲

 

犬は私たち人間と比べて体温調節機能が異なります。犬にある汗腺は限られていて、主に舌や足の裏から熱を放出します。そのため、私たちが快適な温度であっても、実は愛犬は不快に感じてしまっている…なんてことも考えられます。

 

一般的に犬の適温は、20〜25度程度です。この範囲内であれば、多くの犬は比較的快適に過ごすことができます。ですが、犬種や個体差によって異なるため、飼い主は自分の愛犬がどのような温度を好むのかを観察することが重要です。

特に、原産国が寒い地域の犬だったり、短頭種(いわゆる、鼻ぺちゃ犬)は注意が必要です。

 

寒冷地域の犬種・・・シベリアンハスキー、シェットランドシープドッグ等

これらの犬種は日本の暑さへの適応が困難とされています。冷房などで適切な温度を保ちましょう。

 

短頭種・・・パグ、ブルドッグ、ペキニーズ等

これらの犬種は常に呼吸がしにくいため、高体温になるとうまく呼吸ができず、呼吸困難に陥る危険性があります。

 

 

 

〈3〉犬の熱中症のリスクと予防

 

犬は高温多湿な環境で熱中症にかかりやすい動物です。熱中症は重篤な問題を引き起こすことがあり、場合によっては命に関わることもあります。以下に、熱中症を引き起こす原因と予防策を示します。

 

 

1.暑い環境での過ごし方   夏場や屋外での運動など、暑い環境での活動が熱中症を引き起こす主な要因とされています。特に高温多湿の日中は、犬を直射日光の下に置くことは避けましょう。

 

また、日中のアスファルトの上での散歩は避けましょう。犬は人間よりも地面との距離が近く、肉球に伝わる温度も高いため熱中症や火傷の原因になります。アスファルトの上でなくとも、地面が高温になっている場合があります。人間がその都度触って確かめましょう。

 

 

2.車内での放置   車内は短時間で高温になります。決して犬を車内に放置しないでください。どうしてもの場合は、窓を開けておいたり、エアコンをつけたりすることが必要です。

 

炎天下の中、車内に犬を放置した結果熱中症に陥った事例があります。人間が気をつけていれば防げることなので、特に注意しましょう。

 

 

3.水分補給の不足   犬も水分を失います。暑い日はこまめに水を与え、外出時には携帯用の飲料水を持ち歩くようにしましょう。

また、室内でも注意が必要です。犬が水を欲したタイミングで、必要な量を飲める環境を整えておくことが大切です。

 

 

4.適切な運動と休息  :   犬にとって運動は必要ですが、適度な休息も重要です。特に熱中症のリスクが高い状況では、休息を与える時間を確保することが大切です。

 

 

 

〈4〉暑い夏を乗り越える為の犬の体調管理と注意点

 

犬の健康を守るためには、以下のような体調管理と注意点があります。

 

1 . 被毛の手入れ   長毛種の場合は毛を刈ったり、ブラッシングを行い、通気性を良くすることが重要です。サマーカットをしてスッキリするのもオススメです。

また、レーキング といってこれから抜けていく下毛を予め取るという処置もあります。レーキングをすることによって通気性が良くなり、毛のボリュームを減らすことが可能になります。

当院でもトリミング時にレーキングを行うことが出来るので、気になる方は是非、予約時にトリマーにお申し付け下さい😊

 

 

2 . 日陰の確保   外出時には日陰を確保し、犬が涼しい場所で休息できるようにしましょう。外出時だけでなく、室内でも注意が必要です。日向ぼっこが好きな場合、日が当たる場所と冷房の効いているお部屋を犬が自由に行き来できる環境を整えることが大切です。

 

 

3 . 獣医による診察   シニア犬や健康問題を抱える犬は、獣医の診察を受け、暑い時期における適切な飼育方法を相談してみましょう。

熱中症かも?と思ったら、動物病院を早めに受診することをおすすめします。

 

 

 

〈5〉シニア犬と過ごしている我が家の暑さ対策

 

 

昼間のお散歩は絶対NG!

お散歩は比較的涼しい早朝と日の沈んだ夜の2回行っています。短時間ずつ行き、日陰の多い道を選ぶようにしています。

 

●常に冷房はつけっぱなし!

24度をキープしています! 犬がお留守番中にエアコンのリモコンを踏だことによりエアコンの電源が切れてしまい、暑い部屋で過ごして熱中症になってしまった…という事例を知ってから、必ず犬の届かないところにリモコンを置くようにしています!

 

●冷感グッズを使用

夏と冬でクッションを使い分けています。

少しでも快適に過ごしてもらうため、部屋の至る所に冷感クッションや冷感マットを置いています。

 

●こまめなトリミング

愛犬はトイプードルで常に毛が伸び続ける犬種な為、こまめはトリミングは欠かせません。特に、夏場は絶対にサマーカットをしています!

 

 

 

 

〈6〉まとめ

 

いかがでしたか?

犬の適温管理と熱中症予防は、飼い主の責任としてとっても重要な課題です。犬は言葉ではコミュニケーションをとることができませんが、行動や表情を観察することで健康状態を理解し、適切なケアや環境整備をすることができます。

 

暑い夏や高温な場所では特に注意が必要です。

愛犬が安全で快適な環境で暮らせるように心がけましょう!

 

 

 

image1.jpeg執筆:冨板くるみ

 

先日、三重の七里御浜に行きました!見渡す限りの海に終始大興奮で、合計3時間程海を見ていました😊とってもいいリフレッシュになりました🍀

 

 

2024/07/05

犬は飼い主に似るって本当?理由はあるの??〈平山〉

犬は飼い主に似るって本当?理由はあるの??〈平山〉

こんにちは!トリマーの平山です!

トップ画は、人間が今から準備しようとしてる布団たちの上で寝始めたもなか💤

今回は、よく聞くけれど根拠ってあるのかな🤔?

と純粋に気になっていた「犬は飼い主に似る」説について調べてみたところ、いくつかそう言われている理由が分かりましたので紹介します!!

 

 

理由その1🐕

 

人は自分と似ているものを好んだり、惹かれたり、親近感や安心感を抱くということがあると言われています。

似ている顔・性格に無意識に惹かれるようです🔅

そのため、愛犬と「顔・性格が似ている」ということが起きるのかもしれません!

 

理由その2🐕

 

犬は誰かの真似をする生き物です。

母犬やきょうだい・同居犬の行動を真似しますので、近くで一緒に生活するのが人であれば、飼い主さんの行動を真似します。

 

遊び方や寝る姿も、飼い主さんの真似をしているそうです!

実際、我が家のもなかも小さい頃からほぼ必ずクッションや枕を使って寝ています😴

寝心地がいいんだろうな〜とは思っていましたが、人間の真似をして始めたのかもと思うとより愛おしく感じます☺️

IMG_8411.jpg写真2.jpg

IMG_1481.jpg写真3.jpg

もなかがクッションや枕を使っていちばん人間っぽく寝ている写真です(笑)

 

また、性格も飼い主さんに似ることもあるようです!

にぎやかなお家で育つとにぎやかな子に育ったり、

ゆっくりとした雰囲気のお家で育つとゆっくりとした雰囲気の犬になる。という感じです!

血の繋がりもない全く違う犬でも、同じような雰囲気になることもよくあることだそうです。

これも、犬が人間をよく見て真似しているから。というのに繋がりますね😌

 

 

あとは、直接的に真似ているところもあれば、間接的に真似てくることもあるそうです!

例としては、赤ちゃんを大切にしている飼い主さんを見て自分も大切にしようと学習したりする。などです👶🏻♡

テレビなどでたまに見る、赤ちゃんの面倒をみるわんちゃんはこのような心理で動いていたんですね☺️

 

そしてこれには特に驚いたのですが、表情のつけ方まで飼い主さんの真似をしていると言われています!🫢

犬が人間のように笑って見えるようになったのはこのためだそうです!

 

 

いかがでしたか?

 

結論としては、

 

①「人は見慣れたものに好感度を抱く傾向にある」という特性から、毎日見慣れた顔に似ている子を無意識に選ぶ。

② 自分と似ている行動をする犬に対して親近感を抱く・安心したりするため、無意識に自分の生活リズムに合いそうな子を選んでいる。

③後天的に似てくることもある。

 

とのことでした!

 

なんとなく気になっていたことも、こうして詳しく調べてみると色々な理由や説があるのが分かって面白いですね🌟

また疑問に思ったことがあったら、本やネットなどで調べてみようと思いました☺️


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番外編🩶おもちゃを枕にして寝転んでいるよもぎ

 

image1.jpeg<執筆>平山桃瑚(トリマー)

先日、自然豊かな広い公園でピクニックをしていたら、私が食べていたサンドイッチめがけて飛んできたトンビ(たぶん)が顔面に思いっきりぶつかるというハプニングが起こりました🥪🦅💫
めったにないことだとは思いますが、みなさんもピクニックをする際はお気をつけください💁🏻‍♂️(笑)

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