お知らせ

2026/07/15

【地域活動報告】江南市の宮田中学校「働く人の話を聞く会」にて、副院長が体験型ワークショップ授業を行いました!|愛知県一宮市 おおい動物病院

【地域貢献・活動報告】江南市の中学校でワークショップ型「獣医師の体験型授業」を行いました!|愛知県一宮市 おおい動物病院

⏱ このコラムは約4分で読めます

こんにちは!おおい動物病院です。毎日暑い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?🌞

先日、当院の副院長が、江南市の宮田中学校に招待され、中学2年生の皆さんを対象に「働く人の話を聞く会」というテーマで、「体験型・ワークショップ授業」を行ってきました!

未来を担う中学生の皆さんに、動物たちの命を預かる「獣医師」という仕事のリアル、そして命の現場ならではの深い思考を体感してもらうための特別なプログラムです。

未来の獣医師たちへ!仕事のリアルと大変さ

前半の講義では、「獣医師になるにはどうすればいいのか?」という進路のお話から、実際の仕事内容、そして「仕事の大変さ」についてもしっかりとお話ししました。

ただ動物が好きという気持ちだけでなく、言葉を話せない動物たちのSOSをどう受け止めるのか、そして命と向き合う責任の重さについて、生徒の皆さんは真剣な眼差しで耳を傾けてくれました。

思考を深めるワークショップ:命を救う「トリアージ」の練習

後半は、生徒の皆さんに頭をフル回転してもらうワークショップ形式の授業を行いました。

ワークショップ中の生徒たちの様子

🧠 トリアージを通じた思考練習

「もしも同時にたくさんの重症な動物たちが病院に運ばれてきたら、どのような順番で治療を行うべきか?」という、限られた時間の中で最善を尽くすための思考判断(トリアージ)にみんなで挑戦してもらいました。

「この子は呼吸が苦しそうだから最優先かな?」「でも、こっちの子も出血がひどいよ……」など、正解が一つではない難しい局面に、グループで活発に意見を交わしながら答えを導き出そうとする姿がとても印象的でした。

各グループの代表者に、診察の順番と、その順番にした理由を発表してもらいましたが、どのグループも、短い時間でもきちんとグループの意見をまとめられてしっかりと発表していて感心しました!

単なる知識の暗記ではなく、現場の獣医師が毎日行っている「命の優先順位を見極める思考プロセス」を、身をもって体験してもらう貴重な時間となりました。

授業を終えて

生徒のディスカッションを見守る様子

中学校から素敵なお写真を3枚提供していただきましたので、今回のブログでご紹介させていただきました📷✨(生徒の皆さんの真剣な眼差しや、キラキラした笑顔が本当に素敵でした!)

授業の最後には自由に質問してもらったのですが、いろいろな角度から質問してくれて、興味を持って授業を受けてくれたことがよくわかりました。

今回の体験型授業を通じて、動物の医療に少しでも興味を持ってくれたり、命の尊さについて考えるきっかけになってくれれば、これほど嬉しいことはありません。

江南市の宮田中学校の皆さん、そして先生方、このような貴重な機会をいただき本当にありがとうございました!

おおい動物病院は、これからも地域の子供たちの学びや、動物たちと人が幸せに暮らせる地域づくりを応援していきます🐾


2026/07/10

シニア期の悩みをサポート ~高齢の愛犬にガードワンを飲ませてみた~<冨板>|愛知県一宮市 おおい動物病院

シニア期の悩みをサポート ~高齢の愛犬にガードワンを飲ませてみた~<冨板>|愛知県一宮市 おおい動物病院

⏱ このコラムは約5分で読めます

こんにちは!愛知県一宮市おおい動物病院の愛玩動物看護師 冨板です!

いよいよ夏本番ですね!
夏バテによる体調不良の診察も増えてきました🌞
今年の夏もしっかり冷房を使って、体調管理をきちんと行っていきましょう!

さて、今回はタイトルにもある通り、高齢の愛犬に犬猫用栄養補助食品「ガードワン」を1ヶ月飲ませてみたコラムです!

1. 愛犬について

私の愛犬は今月17歳になるトイプードルの「あずき」です。

あずきちゃん

若い頃は元気いっぱいに走り回り、毎日の散歩を心から楽しみにしていたあずきも、今ではすっかりおばあちゃんワンコ🐶

しかし16歳を過ぎた頃から、今までにはなかった変化が少しずつ現れ始めました。

ペットシーツではない所での粗相や、目的もなく歩き回る、1日食べない日がある、などなど……。いわゆる、犬の認知症の初期症状が徐々に現れ始めました。

耳も遠くなり声掛けにもあまり反応せず…😢
家族が家に帰っても、気づくことなく寝続けることが日常になってきていました。

2. 少しずつ増えてきたシニアならではの変化

シニア犬によく見られる行動だと知っていても、実際に目の前で見ると心配になったり、おばあちゃんになったんだなぁ……と寂しい気持ちになったりします。あずきには、以下のような変化が現れていました。

🍚 食欲の減退

昔も食べムラこそあったものの、最終的には完食してくれることが多かったあずきですが、ここ最近すごはんを前にしても食べ始めるまで時間がかかったり、途中で食べるのをやめてしまったりする日が増えてきました。

💧 粗相が増えた

気付くと別の場所でしてしまっていたり、トイレに間に合わなかったりすることが増えてきました。お留守番中はオムツを着用させることもあります。

🐾 目的もなく部屋中を歩き回る

夜中に家の中を行ったり来たり。呼びかけてもそのまま歩き続けることもありました。

💤 目覚めが悪い

シニア犬は寝ている時間がだんだんと増えていきますが、それに伴って朝自分から起きてくることが少なくなりました。朝ごはんの時間になっても起きてこないこともしばしば。朝の薬をしっかり飲ませたいので、最終的にはむりやり起こしにいくこともありました。

そんな愛犬の変化に悩んでいたこともあり、当院でも取り扱いのある「ガードワン」をまずは試してみることにしました。

3. ガードワンとは

ガードワンの店頭展示什器

ガードワンとは、シニア犬の認知機能の健康維持をサポートするために開発された栄養補助食品で、動物病院でも取り扱われていることが多いカプセルタイプのサプリメントです。

ガードワンのアップの写真

✨ ガードワンの特徴

  • 認知機能の健康維持をサポート
  • 夜鳴きや昼夜逆転、目的もなく歩き回る、粗相など、加齢に伴う行動の変化が気になる子に使われることが多い

サプリメントは病気を治療するものではなく、毎日の健康維持をサポートするための栄養補助食品です。だからこそ、大きな期待をしすぎるのではなく、「まずは10日間続けてみよう」という気持ちで始めることにしました!

実際にガードワンを使ってみて犬の認知行動が改善された!というオーナー様のお声を以前から聞いていたこともあり、期待と信頼を持っていざスタートです😊

4. ガードワンを試してみた感想と愛犬の変化

💡 飲ませやすさについて

ガードワンはカプセルの中に粉が入っているタイプです。

ガードワンの中身を出した写真

中の粉だけ与えてもOKですが、あずきは少しでも食べ慣れない味があると絶対に食べないため、カプセルごと飲ませました。5kg以下の犬なら1日4カプセルが目安なので、朝夜2カプセルずつ飲ませます。

これまでも色んなサプリを試してきましたが、味にすぐに気づかれてしまい、ちゅーるに包んでもなかなか食べてくれなかったあずき。そんなあずきが、なんとガードワンはペロリと食べてくれました!😭

ちゅーるに包む必要はありますが、私も家族もその飲ませやすさにビックリ!毎日無理なく与えられることは想像以上に大きなポイントでした。

⏳ 5日目までの変化:ご飯への食いつきが増した

10日間だけでは、たいして目に見える変化もないかもしれないと思っていました。しかし、飲ませ始めて5日目で気づいた変化がありました!😳

まず感じたのは、ごはんを食べ始めるまでの時間です。以前はお皿を置いてもしばらく眺めていたり、お皿の近くに来ることさえない時もありました。それが少しずつ、自分からお皿に近づいていく日が増えてきたのです。

もちろん毎日ではありませんが、家族みんなが「最近食いつきがいいね」と感じるほどで、「今日はしっかり食べてくれたな」と思える日が少しずつ増えていきました!

たくさん食べるあずき

📅 10日間での変化:嬉しい2つの変化

① よく目が合うようになった
今までは名前を呼びかけても振り向いてくれることはたまにありましたが、遠くから目線を合わせてもどこか遠くを見ているような、認識しているのかしていないのか分からないような表情をしていることがありました。

しかし10日間飲ませ続ける中で、目が合うと尻尾を振ってくれたり、近づいてきてくれることが増えました!飼い主を認識してくれているなとハッキリ分かり、これが私の中で1番嬉しかった変化です!💕

② 朝の目覚めが良くなった
朝カーテンを開けても自ら起きてくることが少なく、起こしてもボーッとしている時間が長かったあずきですが、ガードワンを飲み始めてからは目覚めがシャキッとなったような気がしています!

このことにより、朝の投薬や朝ごはんなどが以前よりもスムーズに行えるようになりました。また、朝起きたての粗相も減ったように感じます。

5. まとめ

ガードワンの効果を愛犬を通してより一層感じることができた10日間でした。10日目以降も継続して1ヶ月間ガードワンを与え続けていますが、あずきは毎日とても元気です!

夜はぐっすり寝て、朝はシャキッと起きて散歩に出かけます。散歩から帰ったあとは毎朝の投薬と朝ごはん。以前より、表情も明るくなったように感じます😊

お庭で気持ちよさそうに日向ぼっこしているあずきを見ると、毎日の健康を支える選択肢の一つとして、ガードワンを続けて良かったな~と感じています。

気持ちよさそうに眠るあずき

シニア期は認知機能の変化や食欲の低下、生活リズムの乱れなど、さまざまなお悩みが出てくる時期です。「年齢だから仕方ない」と諦める前に、健康維持をサポートする方法の一つとしてサプリメントを取り入れてみるのも良い選択肢かもしれません!🍀

🐾 あわせて読みたいシニア期の健康コラム

当院でもガードワンを取り扱っており、お試しサンプルをご用意できる場合もあります。愛犬・愛猫のシニア期のお悩みや認知行動が気になることがありましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください💫

大切な家族と少しでも長く、穏やかで幸せな毎日を過ごせるよう、お手伝いできれば嬉しいです🐶🐱


◆ 執筆:冨板くるみ(愛玩動物看護師)

金沢旅行で、念願だった石浦神社のマスコット”きまちゃん”のお守りをGETできて嬉しかったです!

2026/06/26

柴犬もなかと3匹の保護猫たち🐾我が家の「犬と子猫の慣らし方」<平山>|愛知県一宮市 おおい動物病院

柴犬もなかと3匹の保護猫たち🐾我が家の「犬と子猫の慣らし方」<平山>|愛知県一宮市 おおい動物病院

こんにちは!
愛知県一宮市、おおい動物病院のトリマーの平山です!

今回はタイトルにもある通り、"先住犬と新しく迎えた子猫の慣らし方" についてお話していきたいと思います!

はじめに

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我が家には今年で14歳になる柴犬のもなかがいます🐶
もなかは優しい子ですがなにかと繊細で、すぐしょげてしまう節がある為、猫たちを迎える際に、もなかに極力ストレスや影響が及ばないように意識をしていました!

今回のコラムでは私たちが猫を迎える際に気をつけていたことなどをお伝え出来ればと思います!

我が家の子猫たちの慣らし方

・1匹目(よもぎ)の場合

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我が家に初めて来たのがよもぎです🌿
よもぎは当院トリマーの原が保護をした猫が妊娠しており、その子から産まれた6匹のうちの1匹です🐱
トライアル期間を設けてもらい、その後正式に譲渡していただきました。

トライアル期間の時点から、もなかは1階、よもぎは2階の私の部屋で主に生活をし始めました。(もなかは2階に上がってこないため)
よもぎのお世話などをする際には、もなかを絶対に1人にはしないように、誰かはもなかと一緒にいるようにすることを意識しました!
また完全に隔離することはせず、人の目が必ずある状態で何度か対面をさせ、お互いの存在を認知してもらいました。

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約1週間後からは、サークルを1階リビングに移動し、よもぎも1階で生活するようにしました。
初めから完全フリーにはせず、人の目がある状態での触れ合いをさせていました。
約2週間後にはリビングによもぎ用のケージを用意しました。

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はじめは触れ合い方が分からずなのか、よもぎに対して吠えることもあったもなかですが、少しずつ慣らせたおかげもあってか、もなかとよもぎは今まで一度も喧嘩をした事はありません。
むしろ、2人で同じおもちゃで遊ぼうとしたり、近くで寝転んだりなど仲良く過ごしてくれています☺️

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・2匹目(つくし)の場合

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つくしはある日、我が家の庭で生後間も無い姿で放置されていたところを母が保護しました。
よもぎが家に来たちょうど1年後頃でした。

つくしもよもぎと同じで、最初は別室で過ごし始めました。
ですが、生後間もない状態のため人の目が行き届く場所に置きたかったのもあり、保護してから数日後にはリビングで一緒に生活し始めました。

初めは目隠しの意味も込めてダンボールに毛布や湯たんぽなどを入れて生活していました。触れ合いはミルクや離乳食を食べさせるタイミングでさせていました。

生後1ヶ月程経った頃にはよもぎが使っていたサークルを同じようにリビングに置き、もなか達と一緒に生活し始めました。

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その後は喧嘩もすることなく、今現在にいたります!
ある程度大きくなってからは、つくしが自らもなかと一緒に寝るようになり、今ではつくしがもなかと1番仲が良いです✨

仲が良すぎるあまり、つくしがもなかの耳を舐めたり甘噛みしたりするせいで最近はつくしがもなかに若干避けられている節もあります😃笑

・3匹目(わらび)の場合

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わらびもつくしと同じく庭で保護した子です。
つくしよりも2、3ヶ月程前から庭に親猫と兄弟と一緒に来ていたのですが、ある日から1人で来るようになり、目を開けずらそうにしていたりと辛そうにしていたので、推定3ヶ月齢のタイミングで保護をしました。

保護後当院にて先生に診てもらったところ、ネコカゼだったため、しばらくの間、もなかだけではなく他の猫たちとも隔離しての生活をすることになりました。
体調が良くなってからは他の子と同じ流れでもなかと少しずつ慣れさせていきました!

外で生活していた頃に犬への苦手意識ができてしまっていたのか、初めはもなかに対して他の猫に比べ距離をとっていたわらびですが、ここ最近もなかが、わらびが夜寝ている場所の近くで寝るようになったことをきっかけに少しずつ心を開いているようで、もなかが近付いても逃げないようになりました🐈💨

ちょっとした変化ではありますが、少しずつ慣れてくれていることが感じられてとても嬉しいです☺️

意識していたポイント

⭐️ 犬猫を慣らす3つの鍵

  • 急に対面させず、まずは存在を認識してもらう。その後、少しずつ触れ合いを増やしていく。
  • 子猫の世話をする際、誰かは先住犬(先住猫)と一緒にいるようにする。(寂しい思いをさせない)
  • 干渉しすぎない。(お互いの距離感を尊重する)

まとめ

我が家の場合は、この方法で犬猫たちがみんな仲良く生活してくれていますが、先住犬(猫)の子の性格などによってそれぞれ最適な方法があると思います!
一例として我が家の対応が参考になれば嬉しいなと思います☺️!


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◆ トリマー:平山 桃瑚(ひらやま ももこ)

ひとこと:私のコラムを多くの方々が閲覧してくださっていることを副院長の優子先生から教えていただく度に、とても嬉しい気持ちになり、執筆の励みとなっておりました☺️

【皆さまへ大切なご報告】

個人的なご報告となってしまいますが、私事ですが、このたび結婚を機に引っ越しをすることとなり、7月10日をもって正社員を退職、その後はアルバイト(不定期)として働かせていただくことになりました。

おおい動物病院の開業当初から働かせていただく中で、たくさんの犬猫たちや飼い主さまに関わらせていただくことが出来ました。そして、皆さまの大切なご家族であるわんちゃんのトリミングを任せていただけたこと、心から感謝しております。本当にありがとうございました。

皆さまからいただいた温かいお言葉や日々のやりとりは、私にとって大きな支えでした。犬猫たちからもたくさんの癒しを私がもらうばかりでした🍀 皆さまとお会いする機会が減ってしまうと思うと、とても寂しいです🥲

アルバイトに関しましては、ご指名をいただいている方のトリミングがメインとなる予定です。不定期での出勤にはなってしまいますが今後ともよろしくお願いいたします。院内で見かけた際には、ぜひお気軽に声をかけていただけますと嬉しいです☺️

2026/06/19

「飲むお薬を減らしたい」を叶える、当院の新しい皮膚ケアの取り組み

「飲むお薬を減らしたい」を叶える、当院の新しい皮膚ケアの取り組み

⏱ このコラムは約5分で読めます

こんにちは。副院長の大威優子(皮膚科・耳科担当)です。

実は一昨日、獣医師向けの学会にて、当院で成果を上げている「最新の皮膚病治療とスキンケア」について症例発表を行ってきました。

今回の発表のテーマは、「抗生剤(飲むお薬)をできるだけ使わずに、消毒や保湿剤などの外用管理だけで頑固な皮膚病を治す」という、当院の新たな挑戦についてです。

治らない皮膚病の背景にある「耐性菌」の問題

ワンちゃんの膿皮症(皮膚のブドウ球菌感染症)などで、長期間お薬を飲み続けていると、だんだんお薬が効かなくなる「耐性菌」が世界中で大きな問題になっています。

国際的な最新ガイドラインでも、「まずは飲み薬ではなく、皮膚への直接的なケア(外用療法)を第一選択にすべき」と強く推奨されています。

当院が実践する「攻めと守り」のオーダーメイドケア

当院では、この世界基準の考え方にいち早く注目し、以下のような特別なプロトコルを組み立てて治療を行っています。

⚡️ 攻めの除菌

一般的なスキンケアシャンプーよりも少し高濃度で安全な除菌成分(クロルヘキシジン 2.5%)を使い、皮膚の表面で悪さをしている菌やマラセチア(酵母用真菌)を物理的に取り除きます。

🛡 鉄壁の守り

強力に除菌した後の皮膚は、一時的に無防備で乾燥しやすい状態になります。ここに、当院が信頼している高機能保湿剤(N's drive スキンバリア・ヴィア)をたっぷりと浸透させ、皮膚のバリア機能を呼び戻します。

この「攻めと守り」のバランスを徹底した結果、これまで「お薬を止めるとすぐに膿皮症が再発してしまう…」と悩んでいたクッシング症候群のワンちゃんや、重いアレルギーを持つフレンチ・ブルドッグのワンちゃんたちが、痒みどめや抗生剤などの飲むお薬を完全に卒業、あるいは劇的に減らすことに成功しました。

セミナーで発表した「大切な教訓」

今回の発表では、成功事例だけでなく、私自身が経験した「失敗からの教訓」も包み隠さずお話ししました。

⚠️ 良かれと思った「足し算」が招いたトラブル

ワンちゃんの皮膚を大切に思うあまり、「あれもこれも」と良かれと思って複数の保湿剤やスキンケア製品を混ぜて使ってしまった結果、皮膚の表面で成分同士がケンカをしてしまい、逆に皮膚を詰まらせてしまうトラブル(有害事象)が起きたのです。

ここから得た教訓は、「引き算の医療」の大切さです。

優れた製品だからこそ、余計なものは一切混ぜない。シンプルに、その子の皮膚のロジックに合わせた最短ルートのケアを行うことが、一番の近道なのだと改めて実感しました。

最後に

ネット上や雑誌にはたくさんのスキンケア情報が溢れていますが、「良さそうなものをとりあえず足していく」ケアは、時にワンちゃんの皮膚の負担になってしまうことがあります。

当院では、これからも「教科書通りの一律の治療」ではなく、目の前のワンちゃんの皮膚の状態、そして最新の国際基準のデータを常に見つめながら、その子にとってベストな「お薬に頼りすぎないケア」をご提案していきます。

愛犬のベタつき、赤み、繰り返すカサカサにお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談くださいね。

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◆ 執筆:大威優子(副院長・獣医学博士)

学会は琵琶湖の湖畔で2日間にわたり行われました。学会最後に抽選会があり、なんと2日連続当選。主催者に「前世でどれだけ徳を積んだんだ」と笑われてしまいました。現世でもさらに徳を積んでいきたいです。

2026/06/12

トリマー原より皆さまへ◆6年間本当にありがとうございました!

オープン当初から約6年間、本当にありがとうございました。

振り返ると、始めたばかりの頃は今と比べてまだまだ未熟で、皆さまに支えていただきながら少しずつ成長させていただいた6年間でした。

たくさんのわんちゃんとの出会いの中で、本当に多くのことを学ばせていただきました。トリミングが苦手だった子が少しずつできることを増やしていく姿や、長く担当させていただくことで少しずつ信頼関係が深まっていく過程は、私にとって何よりの喜びでした☺️

また、セミナーや勉強会にも積極的に参加し、学んだことを日々のトリミングに活かしながら、それぞれのわんちゃんに合ったケアを心がけてきました🤲

病院併設のサロンという環境の中で、シニア犬や皮膚トラブルを抱えるわんちゃんたちにも多く関わらせていただき、トリマーとして貴重な経験を積ませていただけたことに心より感謝しております。

そして何より、トリミング後のわんちゃんを見て「可愛くなったね」と喜んでくださる飼い主様の笑顔や、「ありがとう」のお言葉にたくさんの元気をいただきました。

これからは非常勤という形にはなりますが、これまで担当させていただいたわんちゃんたちと、これからもご縁を大切にしながら関わっていけたら嬉しく思っております。担当をご希望いただける際には、引き続き心を込めてトリミングさせていただきます😊

6年間、本当にありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

フォークリフトで使用するヘルメットの写真.JPG

◆ 執筆:原 美乃里(トリマー)

今年のゴールデンウィークは新しいスキルを身につけるため、フォークリフトの免許を取得しにいきました!4日間とても充実した楽しい日々で、無事取得できました💪

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