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2022/09/16
コングを使いこなそう!犬のお留守番におすすめなおもちゃの作り方
こんにちは!副院長の大威優子です。
今回は病院の看板犬たちのためにコング で一工夫をしてみたのでご紹介します!
そもそも、みなさんコング使っていますか?
コングとは、コングという会社が出しているおもちゃの総称で、「パピーの時代にブルーのものを買った(ような気がするけどあれはどこに行ったのかしら……?)」という方も多いかもしれません。
左のようなゴムタイプのコング が一般的ですよね。
色は、パピー用がパステルブルー、パステルピンク、成犬用が赤、赤より強度の強いブラックがあります。
また、タイヤ型や、右のようなドライフードを詰めて使用するフィーダー(起き上がりこぼしと同じ構造になっています!)もあります。
「小さい頃はよく噛んでいたけど、飽きて使わなくなっちゃった……」という声もよく聞きますが、
そんな方のために、今回はワンランク上のコングの使い方を解説していきますよ!!
<用意するもの>
コング
ふやかしたフード(飼い犬の1日分フードの1/4〜1/2量くらいを用意する)
おやつ数種類(なくてもOK)
これだけ!
ドッグフードは、どのメーカーのものでも40℃くらいのぬるま湯に30分くらいつけておけばふやけます。
おやつは、食感の違うものを数種類用意すると楽しいと思います!なくてもいいです!
ふやかしたフードをコング に詰めていきます。
途中におやつをちょっとずつ入れていくと、食べていくうちに「おっ!」と楽しくなるでしょう。
ひとつのコング につき、1日分のフードの1/4量か1/2量ずつ詰めていくと、どのくらいあげたかわかりやすいのでおすすめです。
ちなみに、とりあえず1日分のフードをふやかして、コング2つに分けて詰めるのが楽です!
おやつはフードの1割くらいが目安ですよ〜
ベタベタになるので、下にペットシーツを敷くと片付けが楽ですよ。
できました!
今回は、タイヤ型のコングも総動員して、当院の看板犬オグトとからあげのために、中型犬、小型犬用2つずつ作ってみました。
円錐形のコング は、奥までびっしりフードをぎゅうぎゅうに詰めると、取り出せなくなることがあるので、手前に塗りつけると良いです!
まとめてビニール袋に入れ、冷凍庫へ!
そうなんです、このコングごと冷凍するのがポイント。
冷凍しておけば日持ちがするし、お留守番の時など、食べるのに時間がかかるので暇つぶしに最適なんです!!
あとは、冷凍庫から出して愛犬にあげるだけ。
冷凍コングをあげた日は、その分フードをあげる量を調節してくださいね。
私たち人間も、運動のあとのスポーツドリンクや労働のあとのビール、特別おいしいですよね。
わんちゃんもそれと一緒で、ただお皿にフードを入れられるより、ちょっと苦労して食べるフードの方が美味しいと感じるそうなんです。
面倒な場合は、はじめに紹介したコングのフィーダーのようなタイプにドライフードを入れてあげるのもおすすめですよ。
「冷凍したものを食べさせてお腹を壊しませんか?」という質問もよくいただきますが、
この冷凍コングの場合は、溶けた部分を少しずつ食べていくことになり、一気に冷えたものを食べるわけではないのでよっぽど心配はないと思います。
ただ、その子によるので、初めてあげる場合は少量から試してみてください。
また、初めてあげるときは、しっかりと見ていられるときにしてくださいね。
どのくらいの時間がかかるか、ちゃんと全部食べられるか、などをチェックしてみて、問題がなさそうならお留守番のときに使ってみてください。
コングをこれから選ぶ場合は、わんちゃんのサイズより少し大きめをチョイスすると、フードもたくさん入るし、壊す危険が減るのでおすすめです。
おもちゃをすぐ噛み壊してしまう子はブラック、そうでない子は赤で十分です。
フードはなんでもいいのですが、今回はビルジャックのドッグフードを使用しました。
ビルジャックのドッグフードは、とんでもなくふやかしやすいのが特徴です!!!
一般的なドッグフードは、高温高圧でガッチガチに焼き固めたあと、油を吹き付けているのでふやけにくく、ふやかしても油でべたつきがちなんですが、
ビルジャックのフードは低温低圧でゆっくり手間暇かけて焼き、余計な油の吹き付けもしていません。
形状は他のドッグフードと異なりますが、かおりもよく、なによりふやかしやすいので、冷凍コングを作るときには本当におすすめです。
当院の看板犬たちは、たまたま今の時期別のフードを食べていましたが、冷凍コングを作るためにわざわざ新しいビルジャックのフード開けちゃいました(笑)。
ちなみに今回使ったおやつはこちらです。
K9 Natural社のグリーントライプ(反芻動物の胃袋のフリーズドライ)とラムラング(ラムの肺のフリーズドライ)です。
トライプは胃袋なので、ホルモンのような内臓系のにおいがするのですが、わんちゃんたちはこのにおいが大好き!
非加熱で乾燥させてあるので、良質な腸内細菌も摂取でき、おやつというよりサプリとしてお腹の免疫を整えるのにおすすめです。
ラムラングは肺を乾燥させたもので、カリカリとした食感が楽しいおやつです。
肺なので、大きさの割にはカロリー控えめで、良質なおやつとして安心してあげられます。
どちらもパピーからシニアまで、その年齢のわんちゃんにもあげられますのでおすすめですよ〜
ただ、ラングの方は硬いので、乳歯が生え変わってからの方がいいかもしれません。
フードもおやつも、当院で購入可能ですので、気になった方は受付でお声がけください!
フードはサンプルもあるのでお試し可能です。
冷凍コング、一手間はかかりますが、わんちゃんの喜ぶ姿をみると作る苦労も吹き飛びます。
ぜひぜひ、トライしてみてくださいね!