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2025/01/10
犬や猫を動物病院に連れて行く際の注意点についてトリマーからのお願い!<原>
こんにちは、トリマーの原です!
今回は、トリミングや診察の際、犬や猫を動物病院に連れて行く際の注意点についてまとめました。
待合室でのわんちゃん、猫ちゃん同士のトラブルを避けるためにも、ぜひ一度読んでみてくださいね!
<目次>
1. 犬を動物病院に連れて行く際の注意点
2. 猫を動物病院に連れて行く際の注意点
3. 動物病院での犬や猫の診察の際の注意点
4. 犬をトリミングに連れて行く際の注意点
5. 犬や猫を動物病院に連れて行く際の注意点 まとめ
1. 犬を動物病院に連れて行く際の注意点
まず初めに病院でのマナーです!
ノーリードと言われる状態はとても危険です⚠️(首輪やハーネスなどはつけているけどリードが繋がっていない、持ってきていないのもノーリードです。もちろん何もつけてない状態も🙅♂️)
わんちゃんは"必ず"キャリーに入れるか、首輪ハーネスなどにリードをつけて飼い主様と離れることがない状態で来ていただきます。
キャリーであればキャリーを開けて出したりせずに飼い主様の傍に、首輪などにリードであれば短く持ちコントロールができるようにしましょう。
その際小型犬であれば首輪などにリードをして抱っこでも大丈夫です!
キャリーに入れて来ていただく際もキャリーから出ることが苦手な子は首輪などにリードをして頂けるとより良いかと思います。
いつ何時何が起こるか分からないので、急に何かに驚いて走り出してしまったり暴れてしまうことが100%ないとは言えません。
院内でも、お車から病院までも同様で何も無い状態ですと逃げてしまいます。
怖いですね。
おうちの子を守るためによろしくお願いします!
もし待ち時間がある場合は、他のわんちゃんが苦手だったり人が苦手な子は一声かけていただきお外や車で待っていただくことも可能です☺️
待合室では調子が良い子も悪い子もいますので、わんちゃん同士の挨拶なども控えましょう。
2. 猫を動物病院に連れて行く際の注意点
猫ちゃんも"必ず"キャリーに入れてください!もしくはハーネスなどにリードをつけて飼い主様と繋がった状態で来て頂きます。
猫ちゃんも狭く暗い囲まれている方が落ち着くかと思いますのでキャリーに限らずですが、毛布をかけてあげるのも良いかと思います!
また、普段からキャリーに慣らしておくのも一つの手です。
おもむろにしまってあったキャリーを出すと、「今日は病院に行くんだ!」と気づいて、その時点で隠れて捕まらないことも……
普段からキャリーを扉を外した状態で部屋に出しておき、おやつやご飯は必ずキャリーの中であげる、などを徹底しておくと、キャリー自体が猫ちゃんにとっての「プチテリトリー」のような安心できる場所に変わります。
「キャリーを出すと逃げられる」という方はぜひ試してみてくださいね。
シャイな猫ちゃんで、病院が苦手な子の場合は、事前に病院にご相談ください。
洗濯ネットに入れてきてもらう、事前に不安を和らげるお薬を飲んでから受診していただく、などの対策をお願いすることがございます。
本当に本当にシャイな場合は、飼い主様だけ先に相談のため受診していただくこともあります。
室内飼いの猫ちゃんは特に、普段家から出ることがないので、家の外に出るだけでも強いストレスを感じます。
強い恐怖にさらされた猫ちゃんの中には、極端な話ですが、殺されてしまうんじゃないかと思ってしまい、「殺されるくらいなら……!」と決死の覚悟で周りを攻撃する子もいます。
一度スイッチが入ってしまうと、飼い主様に対しても攻撃してしまうケースもあります。
飼い主様も危険なので、不安がある場合は、遠慮なく事前に相談してくださいね!
3. 動物病院での犬や猫の診察の際の注意点
診察では、私も入る時大切にしていること、心がけていることで「マイナスな言葉をかけない!」です。
不安や心配はあるかもしれませんが飼い主様が不安そうにしていてワンちゃん猫ちゃんがプラスになることは恐らくないと思います。人間でも同じかと思います。
そこで、なんと声をかけたらワンちゃん猫ちゃんにプラスになるでしょうか?
例えば、注射を打つ前などに、嫌だね、痛いね、などと声をかけるより頑張ろうね!大丈夫だよ!と声をかけてあげた方がより安心して心構えできると思います!
さらに、お耳の診察などで動き回ってしまったとします。
その時に待って待って!じっとして!わー!ダメダメ!と声をかけてしまうとより興奮してしまうこともあります。
そういう際は何も声をかけないことも大切になってきたりもします。
もし声をかけるのであれば、トーンも大事で静かに優しくかけてあげると大きい声高い声で掛けるよりやはり落ち着いてくれると思います!
ぜひ意識してプラスな言葉をかけてあげるようにしてみてください😊
また、わんちゃんや猫ちゃんの性格によっては、飼い主様がそばにいない方が安全に処置ができる場合もあります。
獣医師や看護師が見極めて、その都度お声がけしておりますので、もし「一旦待合室でお待ちください」と言われた場合は、待合室でお待ちいただくよう、ご協力をお願いいたします。
その際、心配になって窓から覗かれる方がいらっしゃいますが、わんちゃん、猫ちゃんの気が散ってしまうことがありますので、ぐっと我慢していただけると助かります!
4. 犬をトリミングに連れて行く際の注意点
トリミングでも来院時は同じく首輪やハーネスなどにリードか、キャリーに入れて来てください!
付けたまま、キャリーのまま預かりますので取らなくて大丈夫です!
例外としてキャリーから出るのが苦手な子はその場で飼い主様に出して頂き、抱っこでお預かりします。
さらに、抱っこが苦手だったりお手伝いが必要な場合もこちらから声をかけさせて頂き色々工夫させていただいております。
当院にかかられたことがないこの場合、予防歴、ワクチンの接種歴の確認をさせていただきますので、証明出来るものを持ってきて頂きます!
ノミマダニの予防は病院で処方されたお薬を飲んでいるかどうか確認します。実物を持ってきていただけると分かりやすいかと思います!
ホームセンターなどに売っているものではトリミングを受けることはできません。
混合ワクチンと狂犬病は1年以内に接種しているか分かるよう最新のものだけで構いませんので持参お願いします。
また、初めてのトリミングの場合お預かりの際にしっかりお話を伺うため、時間がかかることが多いので時間に余裕を持って来ていただけると幸いです☺️
カット内容ついてこちら側が飼い主様の希望に添えるよう、少しでもズレが生じないよう、沢山聞かせて頂きます!
ですので、飼い主様には私たちトリマーにおうちの子についてここが苦手、ここは好き、など教えていただけるととても助かりますし、その子に負担なくトリミングすることが出来ると思いますので、よろしくお願いします🙇♀️
トリミング前も診察時と同じく不安な気持ちもあるかもしれませんが、できるだけポジティブな気持ちで送り出して頂けるとわんちゃんも不安が減るかなとおもいます!
始まる前はがんばってねー!という気持ちでよろしくお願いします😊
不安なことや気になることは気軽に聞いてくださいね!
もちろんその子に合わせてトリミングさせて頂きます!
5. 犬や猫を動物病院に連れて行く際の注意点 まとめ
いかがでしたか?
動物病院や、トリミングに犬や猫を連れて行くときの注意点についてまとめてみました。
特にわんちゃんは、慌てていると、首輪やリードを忘れてしまいがちですが、そういう時ほど事故が起こりやすいもの、しっかりと気をつけましょう!
トリミングでは基本的には健康で元気なわんちゃんが施術を受けることが多いです。
当院では、待合室は動物病院の診察に来ているわんちゃんと共通ですので、病気の子、具合の悪い子とトラブルにならないよう、マナーを守っていただけると助かります。
<執筆>原美乃里(トリマー)
最近友達たちと初めて編み物を一緒にしてハマっている原です。
猫たちにもっとちょっかい掛けられるかと思っていましたがそこまで手を出してこなくて何とか作れています🤭
<監修>大威優子(副院長・獣医学博士)
今日は一宮市でも雪が積もりましたね。
シェットランドシープドッグのオグトは雪を気にせずずんずん歩いていました。
原産国のシェトランド諸島はとても寒いそうです、さすがですね!
ちなみに我が家の子供たちも、雪の中楽しそうに保育園まで歩いて行きました。