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2021/05/28
猫の多頭飼いについて<原>
トリマー兼動物看護師の原です。
前回は、愛犬の乗り物酔いの克服方法について書きました。
今回は、猫の多頭飼いについて書きたいと思います!
我が家には現在3匹の猫がおり、①おはぎ、②きなこ、③ぎんなんの順にやってきました。
<先住猫おはぎと、きなこが慣れるまで>
先住猫おはぎが1歳の時に、生後約6ヶ月のきなこを保護し、我が家に迎え入れました。
はじめのうち、きなこはケージに入れ、外にいるおはぎや環境に慣れてもらうようにし、
人が見ていられる間はサークルで囲い、広いスペースに出していました!
きなこは、環境やおはぎにもすぐに慣れてくれました。
おはぎもきなこに興味はあるようで、うーーや、シャーとは言っていましたが、近寄ることも増え、少しずつ打ち解けていきました!
5日目・奥が先住猫のおはぎ、手前がきなこ
12日目
この頃からサークルの扉を開けてさらに近づけるようにしてあげていました。
この日から5日後にはフリーにしてあげられるほど、先住猫のおはぎがきなこを受け入れてくれていました☺️
そこからはきなこがとにかくおはぎにべったりで、おはぎが寝ているところにくっついて寝ていました🥰
<おはぎ・きなこにぎんなんが慣れるまで>
約2年後、3匹目のぎんなんが生後1.5ヶ月で我が家にやって来ました!
この時もきなこが家に来た時と同じように、はじめはケージで過ごしてもらいました!
2番目に家に来たきなこにとっては初めて迎え入れる側になるし、テレビで猫がうつる度にしっぽや背中を膨らませて見ていたので心配でしたが、しっぽをあげたまま近寄っていきすんなり受け入れてくれていました👏
1番古株のおはぎもすぐ近寄っていきましたが、受け入れてくれるまで少し時間はかかりました。
きなこの時とは違って、1部屋使ってあげられたので、遊んであげる時は扉を閉めて遊んで、
ケージで寝て休んでいる時は部屋の扉を開けて、おはぎやきなこが入ってこられるようにしていました。
焦らずにぎんなんの存在に慣れてもらえるように、部屋で遊んでいる時も、扉を少しだけ開けておきました。
早くに慣れてくれたきなこだけ、少しの時間同じ部屋に入れ、一緒に遊ばせたりもしていました!
2週間経ったくらいから人が見ていられる時は、部屋のある2階を自由に探検できるようにしました!
部屋から出す時間も少しずつ伸ばしていき、おはぎもだいぶ慣れて、距離も縮まってきました!
まだあまりぎんなんがグイグイ近づきすぎるとおはぎは猫パンチしていましたが、いい距離感を保っていれば普通に過ごせており、
3週間経つ頃には、1階までフリーに歩けるようにしてあげました。
きなこはフリーになった時から、遊んであげることはもちろん、毛繕いをしてあげたり、一緒のキャットタワーで寝てくれたりしていました☺️
おはぎが、子猫だったぎんなんに完全に慣れるまでには1ヶ月以上かかりましたが、慣れてからは一緒にじゃれあって走り回ったり、同じベットで3匹一緒に寝ていたりとっても仲良しです🥰
今回は、我が家で行った先住猫との慣らし方をご紹介しました。
もちろん慣れるスピードは個体差があり、焦らずにゆっくりその子その子のペースに合わせて上手に慣らしていくのがいいかなと思います!
とにかくそれぞれの様子をしっかり見てあげて、無理はしないことを心がけていました。
また、人の手で無理に近づけたり離したりなどは極力しないようにしていました。
今も、猫たち3匹が暮らしていく上で以下のようなことを特に気をつけています!
・トイレは頭数プラス1個、1階だけでなく2階にも置く
・落ち着いてできるような位置にトイレを置く
・それぞれ落ち着ける場所(高いところなど)やお外を眺められる場所を用意する
・お水もすぐ飲みに行けるところに置く
ちなみに、3匹目のぎんなんを迎える1週間前に、シェルターから生後2ヶ月のこむぎ(中型犬)を我が家に迎え入れました!
こむぎを迎え入れた時のこと、犬と猫一緒に暮らすことについては別の機会にお話していこうと思っています。
次回は、猫2匹とフェレット1匹のいる引越しについてお話しようと思います!