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2023/09/15
猫の気持ち、わかってますか? 猫のストレスサインを写真付きで解説します!<増田>
こんにちは、愛玩動物看護師の増田です。
今回は猫のストレスサインについてお話しします!
ストレスサインとは猫がストレスを感じた時に見られる姿勢や行動の変化のことです。
猫は我慢が苦手なのでこのサインを見逃してしまうと体調にも影響が出てきてしまう可能性があります。
ストレスサインの見分け方をしっかり押さえて猫の不満にいち早く気づいてあげられるようにしましょう!
目次
1. 猫のストレスの要因
2. 猫のストレスサイン
3. 猫のストレス解消法
4. 猫のストレス、まとめ
1. 猫のストレスの要因
猫がストレスを感じる主な要因には恐怖、不安、不満などがあります。
外で野良として暮らしている子はもちろん、屋内で飼育されている猫ちゃんでも日々の生活の中で恐怖や不安を感じることがあります。
そして不満についても人からすると些細に思える事でも猫にとってはかなりのストレスになり、攻撃行動や問題行動につながることも多くあります。
例えば居たい場所から退かされる、トイレの砂や形が気に入らないなどもストレスの要因になるので、排泄の失敗が見られたりした場合は生活環境を見直してあげるのも良いかもしれません。
2. 猫のストレスサイン
猫が通常リラックスしている状態であれば、目を閉じていたり、手や身体の一部を伸ばしていたり、ゆったり横になっていたりと身体の筋肉が緩んだ姿勢でだらんとした印象を受けると思います。
しかし、これに先述したストレスがかかると様々な変化が見られるようになります。
まず、リラックスの状態から頭だけをあげていればストレスとまでは行かないにしても、何かに注意をしている状態になります。
そしてさらに用心や警戒が強まるとスフィンクスのポーズをとり瞳孔が開いたり、きちんと手足を揃えて座る、立つ、など緩みない姿勢に変化してきます。
感情が高ぶり緊張した時では背中を丸めうずくまった姿勢でしかめっ面をし、相手をじっと見つめ瞳孔も開いてきます。
この時耳は横に開いて少し反らしており、尾は身体にピッタリつけた状態で膨らみます。
恐怖刺激が自分を襲うと感じ、恐怖や不安が極まった状態になると逃げる、じっと固まる、攻撃するなどの行動に現れます。
攻撃する時の猫のボディーランゲージには防御的に攻撃するパターンと攻勢的に攻撃するパターンに分かれます。
防御的攻撃の時の姿勢は身を屈めるようにして毛を膨らませ、耳は後方に向けて下げています。そして口角を引いて「シャーッ」と威嚇することもあります。
攻勢的攻撃の時には尾を上げた前屈みの姿勢になります。多くの場合は唸り声も伴い相手を凝視します。
この極度の不安や恐怖を抱えた状態で見られるボディランゲージは重度のストレスサインと言えます。
3. 猫のストレス解消法
猫のストレス源を完全に無くすのは難しいですが、軽減してあげるためにできることはいくつかあります。
例えば爪研ぎを置いてあげたり、高い場所を用意してあげることも有用です。
猫は見晴らしがよく、敵から襲われる危険のない高い場所を好むのでキャットタワーやステップがあるとプライバシーの確保にも繋がり安心します。
また、スキンシップが好きな子は猫じゃらしやレーザーポインターで遊んであげるのも良いストレス発散法になるので一緒にいられる時は遊んであげたり、留守にする時は長時間猫が1人で遊べるおもちゃを用意してあげるのも良いかもしれませんね。
4. 猫のストレスサイン、まとめ
私たちに癒しを与えてくれる猫たちとお互いが気持ちよく暮らしていく為には猫の生態についてよく知る必要があると思います!
日頃から様子をよく観察して猫たちのストレスにいち早く気づいてあげられるといいですね!
この夏ひまわり畑に行ってきましたが蜂が怖すぎてひまわりどころではありませんでした。
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