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2025/09/19
猫風邪予防に効果あり?バイラリスプラスを試してみました!〈平山〉|一宮市 おおい動物病院

こんにちは!愛知県一宮市、おおい動物病院のトリマーの平山です!
9月ももう半分が過ぎ、暦の上ではとっくに秋になっているはずなのですがまだまだ暑い日が続いていますね😑💦
ですが日が落ちるのも少し早くなり、夜は涼しいな〜と感じる日が増えてきたように思います🌙
そんな季節の変わり目や、雨が続いた後などに我が家の猫のわらびはいつも猫風邪をひいてしまいます🥲
おおよそ2ヶ月に1回は、
目がしょぼしょぼ→涙・目やにが出る→目を開けられなくなる→その度に点眼薬を処方していただきさすけれどなかなか治らない…
の流れを繰り返しているわらび。
辛そうにしている姿を見ていて、どうにかしてあげられないかと思っていました。
そんな時、副院長の大威優子獣医師に
「バイラリスプラス」というサプリメントの存在を教えていただきました!
(以下引用です)
《概要》
猫の目と呼吸器の健康維持に
バイラリスプラスは、猫の目と呼吸器の健康維持のためにデザインされた嗜好性の高いサプリメントです。
当製品は、必須アミノ酸の1つで、からだを構成するタンパク質の組み立てに必要不可欠な栄養素である「L-リジン」を含みます。
ペーストタイプのサプリメントですので、気軽に愛猫に与えられます。
《特徴》
1.L-リジン塩酸塩250mg/mLを配合
2.ペースト状だから手にとってそのままあげられます。フードに混ぜてもOK
3.猫が食べやすい 「魚風味」(まぐろ風味)
4.オメガ3配合
5.かんたん便利なプッシュノズル採用。キャップもついていて管理もラク
6.安心・安全のGMP認定工場で製造された製品
外蓋を開けると、このような作りになっています!
上部を押すだけで出るので、手を汚すことなく与えられます✨
ノズルのキャップも無くならないよう本体と繋がっているので安心です!
(母は間違えて繋がっている部分をハサミで切ってしまいましたが、切り離してしまってもキャップがしっかりノズルにはまるので問題ありませんでした笑)
1回の給与量はわらびの体重(5-10kg)だと、付属のスプーンすり切り2杯を1日2回と書いてありましたが、私は今のところ1日2回1プッシュで与えてみています!
ご飯もオヤツもなんでも食べるわらびなので食べてくれるかどうかはあまり心配していませんでしたが、まぐろ風味のおかげか抵抗なく食べてくれて良かったです👍🏻🌟
体調を全く崩さない無敵のよもぎ👏🏻🌿
さて、6月に初めて購入してから今までずっと与え続けていますが、結論から言うと個人的には"効果あり"だと思います!!
つい先日もわらびの猫風邪のような症状が始まり悪化もしていたのですが、いつもよりも早い日数で治ったように感じました😳!
毎回正式な日数を数えているわけではないのではっきりとしたことは言えませんが、家族もいつもより治るのが早い気がする!と言っていたので、そうなのだと思います🌟
また、同居猫のつくしもわらびほど頻度は高くありませんがたまに同じように目をしょぼしょぼさせるのでその時にバイラリスプラスをご飯と混ぜてしばらく与えていた結果、なんと悪化することなく症状が治まりました…!
たまたまなのかもしれませんが、私含め家族はやっぱり効果あるじゃん!となっておりました😌
効果が感じられたのもあり、これからもバイラリスプラスを与え続けていこうと思っております🫶🏻✨
当院でも取り扱いを開始するそうなので、皆様もバイラリスプラスが気になりましたら従業員・獣医師にお気軽にお声かけくださいね☺️◆執筆:平山桃瑚<トリマー>
今年は夏は海・山・川・滝・島などに行き、自然を大満喫することができました☀️🧡
お祭りにも今年もお気に入りの浴衣を着て行けて良かったです💜
2025/09/15
小型犬に多い「乳歯遺残」とは?放置するとどうなる?抜歯が必要なケース|一宮市 おおい動物病院【歯科に強い】

こんにちは、愛知県一宮市のおおい動物病院の院長、大威政洋です。
日本ではトイプードルやチワワといった小型犬種が人気です。
これらの小型犬に多い「乳歯遺残(にゅうしいざん)」をご存知でしょうか?
犬の歯は、人と同じように「乳歯」から「永久歯」へと生え変わります。
しかし、小型犬では乳歯が抜けずに残ってしまう「乳歯遺残」がよく見られます。
乳歯遺残を放置すると、歯並びの悪化や歯周病の原因になることもあり、注意が必要です。
今回は、犬の乳歯遺残について詳しく解説します。
小型犬の乳歯遺残とは(正常な歯の生え変わりとの違い)
犬は生後3週間頃から乳歯が生え始め、生後6〜7か月頃までに永久歯へ生え変わります。
通常は乳歯が抜けてから永久歯が生えてきますが、乳歯が抜けずに残ったまま永久歯が生えてくることを「乳歯遺残」と呼びます。
その結果、同じ場所に乳歯と永久歯が二重に並んで生えてしまうことがあります。
2週間以上、永久歯と乳歯が並んで生えていると、「乳歯遺残」と診断できます。
小型犬で乳歯遺残が多い理由(チワワ・トイプードルなど)
乳歯遺残は特に小型犬に多く見られる傾向があります。
チワワ、トイプードル、ヨークシャーテリア、ポメラニアンなどの犬種は、あごの骨が小さく、歯の生え変わりのスペースが狭いため、乳歯が自然に抜け落ちにくいのです。
また、遺伝的な要因も関係していると考えられています。
放置するとどうなる?歯並び・歯周病へのリスク
乳歯遺残を放置すると、永久歯が正しい位置に生えられず、歯並びが悪くなります。
その結果、歯と歯の間に歯垢や歯石がたまりやすくなり、歯周病のリスクが高まります。
また、噛み合わせが悪くなり、あごや歯に負担がかかってしまうこともあります。
抜歯が必要なケースとタイミング
生後6〜7か月を過ぎても乳歯が残っている場合は、抜歯を検討する必要があります。
特に、永久歯がすでに生えてきて二重に並んでいる場合は、自然に抜ける可能性は低く、そのままにしておくと歯列不正や歯周病の原因になります。
通常は去勢・避妊手術などの麻酔処置と合わせて乳歯の抜歯を行うことが多いです。
ご家庭でできるチェックポイント
- 乳歯と永久歯が二重に並んでいないか確認する
- 下の犬歯(特に乳犬歯)が残っていないか注意する
- 口臭や歯石がつきやすくなっていないかチェックする
- 食べ方がぎこちない、噛みにくそうにしていないか観察する
気になる点があれば、早めに動物病院で診察を受けることをおすすめします。
当院の歯科診療について
当院では、歯科診療にも力を入れており、小型犬の乳歯遺残や歯周病の治療に対応しています。
乳歯遺残は「ただの生え変わりの問題」と思われがちですが、放置すると大きなトラブルにつながることも少なくありません。
歯の健康は全身の健康にも直結しますので、お気軽にご相談ください。
まとめ(早期発見・早期治療の大切さ)
乳歯遺残は小型犬に多く見られる歯のトラブルで、放置すると歯並びの乱れや歯周病につながります。
生後6〜7か月を過ぎても乳歯が残っている場合は、動物病院での相談が必要です。
当院では歯科診療にも力を入れ、乳歯遺残の抜歯や歯のケアを行っています。
大切な愛犬の健康のために、歯のチェックを習慣にしていきましょう。
▶ 関連記事:
セカンドオピニオンのご案内|一宮市 おおい動物病院
犬・猫の歯周病、麻酔下での歯石取りについて
◆執筆:大威政洋(おおい動物病院院長)
名古屋の金魚展に行ってから、金魚を飼い始めました。
今まで待合室の水槽でいろんな魚を飼っていましたが、金魚が一番反応がいいです。
2025/09/13
犬・猫の外耳炎について|一宮市 おおい動物病院【耳科に強い動物病院】
こんにちは、愛知県一宮市のおおい動物病院の副院長、大威優子です。
今回は犬猫に多い外耳炎のお話です。
犬や猫の診療の中でも、外耳炎は非常に多い病気のひとつです。
特に犬では、約5頭に1頭が生涯のどこかで外耳炎を経験するといわれています。
実際、アニコムに保険請求した診察内容を診療科ごとにみてみると、犬では皮膚科が一番多いんです。
(不思議なことに、犬猫では耳科は皮膚科に含まれます。人間だと皮膚科と耳鼻咽頭科に分かれているのに変ですよね……)
かゆみや耳を振る仕草、耳のにおいや赤みなどが見られたときは、外耳炎のサインかもしれません。
軽い症状に見えても、放置すると慢性化したり、中耳炎・内耳炎へと進行してしまう可能性があります。
今回は、犬・猫の外耳炎についてわかりやすくご説明します。
外耳炎の原因はさまざまです
外耳炎は「耳が汚れただけ」「細菌が増えただけ」と思われがちですが、実際には原因が複数あります。
- 細菌や真菌(カビ)の感染
- 耳ダニなどの寄生虫
- アトピーや食物アレルギーなどの体質
- 外耳道の形(垂れ耳や耳道が狭い犬種)
- ポリープや腫瘍など耳の構造的な異常
一般的な診療の限界
多くの動物病院では耳鏡を用いて耳の入り口付近を観察します。しかし外耳炎は耳の奥で炎症が起きていることも多く、従来の方法では十分に確認できない場合があります。
そのため「点耳薬を使って様子を見ましょう」となることもありますが、奥に膿や異物が残っている場合には改善が見られず、慢性化することもあります。
また、犬や猫の耳の構造は、人間の耳より入り組んでいます。
こちらは、犬の耳の模型です。(猫も折れ曲がっている点は大体同じです。)
人間の耳は、耳道が横に一直線に伸びているで、手持ち耳鏡でも鼓膜まで観察が可能です。
しかし、犬や猫の耳は途中で垂直に折れ曲がっているため、手持ち耳鏡で入り口まで覗いただけでは、なかなか鼓膜までは観察ができません。
(調子のいいダックスフンドでは鼓膜まで見えることがありますが、そもそも手持ち耳鏡では明るさが足りないので、見えたとしても鼓膜に小さな穴が空いている、などはわかりません)
当院の特徴:耳内視鏡(ビデオオトスコープ)による精密な診断
おおい動物病院では、ドイツ・ストルツ社製の耳内視鏡(ビデオオトスコープ)を導入しています。
一宮市では導入している病院が少なく、耳科診療に強みを持つ当院ならではの特徴です。
耳の奥の状態を映像で直接確認できるため、炎症や膿、異物、ポリープの有無を正確に把握できます。
また、映像を飼い主さまと一緒に確認できるため、治療の方針をわかりやすくご説明できます。
さらに、必要に応じて細菌培養検査やアレルギー検査を組み合わせ、外耳炎の原因を突き止めた上で最適な治療をご提案しています。
当院に導入したストルツ社製耳内視鏡については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
▶ 耳内視鏡導入のお知らせ
また、アニマルックという簡易型の耳内視鏡もありますので、日常の耳診察ではこちらを使用しています。
簡易モデルですので画質や光量はストルツ社製の耳内視鏡に劣りますが、診察室で鼓膜の確認が可能です。
こちらの簡易型耳内視鏡で問題が見つかった場合は、全身麻酔下での耳内視鏡処置をお勧めしています。
外耳炎を放置するとどうなる?
外耳炎を放置すると、外耳道の皮膚が厚くなり耳の穴が塞がってしまうことがあります。その結果、薬が奥まで届かず、治療がより難しくなります。
また炎症が中耳や内耳に広がると、平衡感覚の異常や神経症状を引き起こすこともあり、重症例では外科手術(耳道切除)が必要になることもあります。
犬の外耳炎の原因は8割以上がアレルギー(食べ物・環境由来)という報告もあります。
例えば花粉症の人が花粉症を「治す」ことは難しいのと同様に、犬の外耳炎を「根治する」ことは難しく、それゆえ再発率の高い病気です。
当院では、まず原因疾患を調べる(アレルゲンを探す)、再発防止のために最適な治療をそれぞれに合わせて探していく、ということを大切にしています。
「一生お付き合い」が必要な病気だからこそ、体の負担や家族の負担を最低限にできるよう、日々勉強を続けています。
まとめ
外耳炎は犬や猫にとても多い病気ですが、原因は多岐にわたり、繰り返しやすい厄介な病気でもあります。だからこそ、正しい診断と適切な治療が欠かせません。
当院では耳内視鏡を用いた精密な診断と治療を行い、飼い主さまと一緒に改善を目指しています。
耳をかゆがる、頭を振る、耳からにおいがするなどの症状が見られたら、早めに一宮市のおおい動物病院にご相談ください。
▶ 関連記事:耳内視鏡導入のお知らせ
◆執筆:大威優子(おおい動物病院副院長・獣医学博士)
はじめは皮膚科に興味があり勉強を始めましたが、今では毎日耳のことばかり考えています。
2025/09/12
K9のチキン入荷しました!
お待たせいたしました!
長らく欠品しておりましたK9のチキンが入荷いたしました!
まずは
犬用チキン・フィースト 500g
のみの入荷ですが、他のサイズも販売再開し次第、順次入荷予定です。
ご購入希望の場合は、在庫確認致しますので、事前に一本お電話ください。
2025/09/05
『週刊女性』に取材協力しました<副院長>

このたび、『週刊女性』(2025年9月9日号)にて、犬と子どもとの暮らしに関する取材を受けました。
獣医師としての立場から、犬と子どもが共に暮らす際のメリットや注意点についてお話ししています。
詳細は本誌および 週刊女性プライム公式サイト にてご覧いただけます。
今後も、動物と人が安心して暮らせるように、診察だけでなく、執筆や取材協力などを通じて情報発信してまいります。
執筆や取材のご依頼は、こちら からお気軽にお問い合わせください。
◆大威優子 ペンネーム:片川優子(副院長・獣医学博士・児童文学作家)
6歳と3歳の子どもと、犬・猫・ハムスターと暮らしています。
臨床のかたわら、児童文学の執筆や、雑誌・Webメディアへの寄稿・取材協力なども行っています。