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2026/07/17

「総合栄養食」と「一般食」ってどう違う?愛犬・愛猫に合った正しいフードの選び方を獣医師が解説!|愛知県一宮市 おおい動物病院

「総合栄養食」と「一般食」ってどう違う?愛犬・愛猫に合った正しいフードの選び方を獣医師が解説!|愛知県一宮市 おおい動物病院

⏱ このコラムは約 4 分で読めます

こんにちは!愛知県一宮市のおおい動物病院です🌞
今日からスタートする「愛犬・愛猫のごはん選びがもっと楽しくなるフード講座」!
記念すべき第1回目のテーマは、フードのパッケージに必ず書かれている「総合栄養食」「一般食・おかず・おやつ」の違いについてです。

「えっ、いつも買っているこれって主食じゃなかったの!?」と驚かれる飼い主様も少なくありません。大切な家族の健康を守るために、まずは基本の使い分けをすっきり整理しておきましょう!

総合栄養食のフード写真

① 「総合栄養食」とは? = 水とお皿一杯で完璧な主食!

「総合栄養食」と書かれたフードは、一言でいうと『これと水さえあれば、必要な栄養がすべてバランスよく摂れるスーパー主食』です。宇宙食みたいですね!

犬や猫がすくすく健康に育つために必要な「アミノ酸・ビタミン・ミネラル」などの厳しい基準(AAFCO等の栄養基準)を完全に満たしていることが保証されています。
アミノ酸・ビタミン・ミネラルなど、自然食材だけではカバーできない栄養補助成分が適切に添加されています。

🍽 総合栄養食の役割
  • 毎日の「主食(ごはん)」として与えるもの。
  • 愛犬・愛猫の年齢や成長ステージ(子犬期、成犬期、シニア期など)に合わせて配合が細かく作られています。
  • 基本的には、このフードと新鮮なお水があれば毎日の健康維持はばっちりです!

② 「一般食」や「おやつ(間食)」とは? = 美味しいトッピング・ご褒美!

一方で、缶詰やパウチ、ふりかけ等のパッケージによく見られる「一般食」や「副食」、そしてクッキーやジャーキーといった「おやつ(間食)」は、主食ではなく、あくまできっかけ作りやご褒美として使うものです。

🥫 一般食・おかずの役割

嗜好性が高くてとっても美味しいのが特徴ですが、これだけでは栄養に偏りが出てしまいます。
あくまでも、「総合栄養食のトッピング」「食欲が落ちているときの手助け」として、総合栄養食と組み合わせて与えましょう!

🍖 おやつ(間食)の役割

「しつけのご褒美」や「コミュニケーション」のためのものです。
あげる場合は、1日に必要な摂取カロリーの10%〜20%以下を目安にし、その分主食(総合栄養食)の量を必ず減らして調節してあげてくださいね。
「好きだから」「よく食べるから」と言って、おやつばかりをあげていると健康状態が悪くなる可能性があるので注意しましょう!

犬猫用おやつの写真

③ 獣医師がおすすめする、毎日の「使い分け術」

「総合栄養食を食べさせたいけれど、あまりがっついて食べてくれないな…」と感じる飼い主様も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、【総合栄養食をベースに、一般食やおやつを上手にトッピングする】スタイルです!

たとえば、毎日の食事量の基本(8〜9割)はしっかりとした総合栄養食のドライフードにし、その上に「一般食(ウェットフード)」や「茹でた野菜、お肉」をほんの少しトッピングしてあげる方法。
これなら、完璧な栄養バランスを保ちつつ、愛犬・愛猫に「食べる楽しみ」や「季節の風味」をご褒美としてプレゼントできます。

ただし、食物アレルギーがある場合や、尿石症などの病気がある場合は、獣医師の指示を仰ぎましょう!

🔍 ごはん選びのポイント!
  • 主食(毎日たっぷり与えるもの)には必ず「総合栄養食」と書かれているものを選びましょう!
  • 一般食やおやつを与える時、主食の量を少し減らしてカロリー調整しましょう!
  • 愛犬・愛猫の年齢(子犬用・成犬用・シニア用)に合ったステージのフードを選びましょう!

「うちの子、最近わがままになってトッピングしか食べなくなっちゃった…」などのお悩みも、病院の待合室でよく耳にします。
そんな時も、ひとりで悩まずにおおい動物病院のスタッフまでお気軽にご相談くださいね。ちょっとした「ごはんのあげ方のコツ」で、またしっかり食べてくれるようになることも多いですよ!

次回の第2回は、ペットショップやサロンでも見かける「機能食」と「療法食」の役割と正しい選び方についてご紹介します!お楽しみに🌟


IMG_0653.jpg[写真]

◆ 執筆:大威優子(獣医師・副院長)

毎日食べるごはんは、お家の子の健康を支える大切な要素です。フードを購入するときは成分表示や区分を必ず確認しましょう!