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2026/04/17

犬の認知症(高齢性認知機能不全)とは?症状と対策をわかりやすく解説<平山>|一宮市 おおい動物病院

犬の認知症(高齢性認知機能不全)とは?症状と対策をわかりやすく解説<平山>|一宮市 おおい動物病院

⏱ このコラムは約6分で読めます

犬の認知症(高齢性認知機能不全)は、シニア犬になると多くの子に見られる変化のひとつです。夜鳴きや徘徊、反応の低下などに戸惑う飼い主さんも少なくありません。

今回は、犬の認知症の症状や対策、予防についてわかりやすくご紹介します。

こんにちは!
愛知県一宮市、おおい動物病院のトリマーの平山です!

長かった冬も終わり、暖かい日が増え今年も無事春が来ましたね🍀
今年は桜とのタイミングが合わず、お花見が出来なかったのが少し心残りです🌸🍡

愛犬のもなかも最近は日向ぼっこがマイブームのようで、家の中で陽のあたる場所を探してそこで気持ちよさそうに寝ている姿が可愛くて癒されています☺️☀️

そんなもなかも今年で13歳、シニアにあたります。
昔よりも寝ている時間が増えてきていたり、普段の行動の変化がみられるようになってきました。

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今回は、そんなもなかの行動の変化を理解してあげたいなと思ったのと、いつか来るかもしれない日の為に先に勉強しておきたいなと思い、老犬(シニア犬)の認知症について詳しく調べてみました!

愛知県一宮市のおおい動物病院でも、シニア犬の認知症や行動の変化に関するご相談は年々増えています。

はじめに

犬の認知症(高齢性認知機能不全)は、老化に関連して認知機能が徐々に低下し、その結果いくつかの特徴的な行動障害がみられる病態の総称です。

主な認知症の症状と対策

夜中に歩き回る(徘徊)

徘徊自体を止めるのは難しいですが、昼夜のバランスを保つことで夜間の徘徊をある程度抑えられます。

昼間にお散歩をして日光浴(外気浴)をさせるなど、昼間に刺激を与えましょう。

足腰が弱くなっている場合は、カートに乗せて外に出るだけでも良い刺激になります🐕

同じ場所でぐるぐる回る場合は前庭障害の可能性もあるため、早めに獣医師に相談しましょう。

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夜鳴きをする

徘徊と同じく、運動や日光浴で昼夜のバランスを整えましょう。

夜鳴きについては、原因や対処法を詳しくまとめたコラムもありますので、気になる方はこちらもご覧ください。

シニア犬の夜鳴き・食べない原因と対処法はこちら

薬による対応もありますが、副作用もあるため必ず獣医師と相談しながら使用しましょう⚠️

名前を呼んでも反応しない

認知症だけでなく、聴力や視力の低下の可能性もあります。視界に入る位置で、はっきりした声で呼びかけましょう。

ぼーっとしている

老犬ではよく見られる変化ですが、極端な場合は認知症の可能性があります。

急に触ると驚いて噛んでしまうこともあるため、必ず声をかけてから触るようにしましょう。

しつけたことができなくなった

指示が理解できなくなるのも症状のひとつです。叱らずに新しい個性として受け入れてあげましょう。

食事や行動の変化については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

シニア犬が食べない原因についてはこちら

排泄の失敗が増えた場合は、おむつやマナーベルトの使用も検討しましょう。

家具や壁にぶつかる

後ろに下がる動作が難しくなります。

家具の隙間をふさいだり、クッションをつけるなど安全対策を行いましょう。

原因・かかりやすい犬種

認知症は脳の萎縮やタンパク質の蓄積が関係すると考えられていますが、詳しい原因はまだ解明されていません。

日本では柴犬などの日本犬に多いとされており、遺伝的要因が関与している可能性があります。

またトイプードル、ダックスフンド、チワワなど長寿の犬種でも多く見られます。

治療・予防

認知症を完全に防ぐことはできませんが、進行を遅らせることは可能です。

生活環境を整え、適度な刺激を与えることが重要です。

DHA・EPA・ビタミンEなどの栄養素も予防に役立つとされています。

当院で取り扱いのある「アンチノールプラス」もおすすめです。

まとめ

犬の認知症は特別なことではなく、年齢とともに見られる変化のひとつです。

シニア犬との暮らしの中で変化を受け入れ、優しく寄り添うことが、安心できる毎日につながります。

「夜鳴きが増えた」「同じ場所をぐるぐる回る」など気になる変化がある場合は、早めの受診をおすすめします。

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シニア犬との暮らし全体については、こちらの記事も参考にしてみてください。

シニア犬の介護について詳しくはこちら

IMG_9860.JPG◆ 執筆:平山桃瑚(トリマー)

元々パンが好きなのですが、最近ベーグルの美味しさに気づきました🥯✨
オススメのパン屋さんがあれば、ぜひ教えていただきたいです🫶🏻🎶

2026/04/04

なぜ飲み薬を止めると耳が赤くなるのか?犬猫の外耳炎で見落とされやすい原因|一宮市 おおい動物病院

なぜ飲み薬を止めると耳が赤くなるのか?犬猫の外耳炎で見落とされやすい原因|一宮市 おおい動物病院

⏱ このコラムは約4分で読めます

こんにちは、愛知県一宮市のおおい動物病院、副院長の大威優子です。

犬や猫の外耳炎で、 「病院で出された飲み薬を飲ませている間はいいけれど、やめるとすぐに耳が赤くなって、また痒がる……」 そんなループに陥って、あきらめかけているオーナー様はいらっしゃいませんか?

実は、当院の耳科診察に来られるワンちゃん・ネコちゃんの中にも、痒み止めや抗生剤などを数ヶ月、時には数年も飲み続けている子が少なくありません。

なぜ、お薬を飲んでいるのにスッキリ治らないのでしょうか? 今回は、その「見落とされやすい原因」についてお話しします。

1. 痒みを止めることと、外耳炎を治すことは違います

まず知っておいていただきたいのは、「飲み薬の役割」です。

飲み薬(内服薬)は、体の中から炎症や痒みを抑えるのにはとても効果的です。しかし、外耳炎の現場である「耳の穴の中」に起きている物理的な問題を、直接取り除いてくれるわけではありません。

火事に例えるなら、飲み薬は「火の勢いを一時的に抑えるスプレー」のようなものです。 もし耳の奥に「燃えカス(溜まりきった耳垢)」や「火種(細菌の塊)」が残ったままだとしたら、スプレーを止めた瞬間に、また火が燃え広がるのは当然のことなのです。

見えないまま治療していませんか?

当院では、診察中に耳の中をモニターで確認しながら治療を行っています。

▶ 外耳炎が治らない方はこちら

2. 耳の奥に隠れた「悪化因子」の正体

飲み薬だけでは解決できない、耳の奥の「見落とされやすい原因」には、以下のようなものがあります。

深いところに溜まった耳垢(耳垢栓)

綿棒での掃除や表面の洗浄だけでは、耳垢を奥に押し込んでしまっている場合があります。これが耳の奥で腐敗し、常に炎症を引き起こす刺激物になります。
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バイオフィルム(細菌のバリア)

細菌がネバネバした膜を作り、お薬を跳ね返してしまう状態です。これは飲み薬や通常の点耳薬だけでは、なかなか壊せません。
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構造の変化

長期間の炎症で耳の皮膚が分厚くなり、耳道が狭くなっている状態です。こうなると、空気の通りが悪くなり、湿気がこもって菌が増え続ける「負のスパイラル」に入ります。

これらの原因は、耳の外から覗いただけでは、なかなか見つけることができません。

3. 「まず、一緒に耳の中を見る」ことから始めましょう

「何の薬かよく分からないけれど、とりあえず飲み続けている」 のなら、一度立ち止まって、耳の中を可視化(見える化)してみませんか?

当院では、日常の診察からアニマルック(簡易オトスコープ)を使用し、可能な限り無麻酔で耳の奥をモニターに映し出します。

オーナー様と一緒にモニターを見ながら、 「ここに古い汚れが溜まっていますね」 「この腫れのせいで、お薬が奥まで届いていないんですよ」 と、今起きている事実を確認します。

原因が分かれば、ただ薬を飲むのではなく、 「まずはこの汚れを専用の機材で洗い流そう」 「この子の体質なら、この管理方法がベストだ」 という、納得できる出口戦略が見えてきます。

4. まとめ:あきらめる前に、一度ご相談ください

「もう一生、お薬を飲み続けるしかないのかな……」と不安に思われるかもしれません。

確かに、アレルギーなどの体質がある場合、外耳炎をゼロにすることは難しいこともあります。しかし、耳の中の物理的な問題を解決することで、お薬の量を減らしたり、快適な状態を長く維持したりすることは十分に可能です。

今の治療に疑問を感じたら、それは「もう一歩踏み込んだ検査が必要なサイン」かもしれません。 一宮市周辺で、ワンちゃん・ネコちゃんの繰り返す耳の悩みをお持ちの方は、ぜひ一度おおい動物病院へご相談ください。

「あきらめない管理」を、一緒に見つけていきましょう。

【耳科診察のご案内】

当院の耳科診療の特徴や、精密検査に使用するストルツ社製ビデオオトスコープについては、以下のページで詳しく解説しています。

▶ 耳科のご案内ページはこちら

この記事を書いた人:副院長 大威優子

2026/04/03

猫が術後服で動けない・倒れる理由とは?病院スタッフが実体験から解説<原>|愛知県一宮市 おおい動物病院

猫が術後服で動けない・倒れる理由とは?病院スタッフが実体験から解説<原>|愛知県一宮市 おおい動物病院

こんにちは。トリマーの原です。

猫の避妊・去勢手術後に着せる「術後服」。最近は選択肢として選ばれることも増えていますが、「猫の術後服を着せたら倒れたようになった」「急に動かなくなってびっくりした」というご相談も少なくありません。

実はこの「猫が倒れるように見える反応」は、多くの場合病気ではなく、猫の体の感覚によるものです。今回は、実際にわが家のきなこに起きた出来事をもとに、その理由と注意点をわかりやすくご紹介します。

⏱ このコラムは約2分で読めます

術後服で「猫が倒れる」?きなこに起きた実話

避妊・去勢手術などのあと、傷口を保護するために猫に術後服を着せることがあります。

初めて着せたときに猫が突然固まったり、そのままゴロンと倒れるような姿になり、びっくりする飼い主さんも少なくありません。私も当時はそのびっくりする飼い主さんでした🤭

実際、動物病院でも「家に着いてキャリーから出したら倒れました!」と相談されることがあります。私もその時、トイレもできそうになかったので心配で病院に連れていきましたが、着いた頃に車でおしっこをし、安心した記憶があります。

ですが多くの場合、これは病気ではなく猫の感覚による反応です。

体の感覚が急に変わる

猫はとても感覚が敏感な動物です。普段は何も覆われていない体に布が触れると、背中・脇・お腹の感覚が一気に変わります。

その違和感により、猫は「どう動けばいいのかわからない」と感じて、一時的にフリーズすることがあります。

体の動きが制限される

猫は肩甲骨が自由に動くことで、しなやかに歩いたりジャンプしたりしています。術後服は体を包むため、猫にとっては動きが制限されている感覚になります。

その結果、脳が動きをうまく調整できず、とりあえず動かない、つまり停止するような反応になることがあります。

慣れると普通に歩くことも多い

多くの猫は、少し時間が経つと服に慣れてきます。最初は倒れたり固まっていても、数分〜数時間で普通に歩き始めるケースも珍しくありません。

きなこも、もしかしたらそのうち慣れて歩けたかもしれません。ですが、カラーに変えたところすぐに歩いて普通の生活ができたため、術後はカラーにしました。

注意が必要な場合

ただし、次のような様子がある場合は、服が合っていない可能性があります。

  • 呼吸が苦しそう
  • 強く暴れる
  • 全く立てない状態が続く

その場合はサイズや着せ方を確認するか、お電話にてご相談のうえ、ご来院いただくのがよいかと思います。

術後服とカラー、合うものはその子によって違います

術後服はエリザベスカラーよりもストレスが少ない場合もありますが、それもまたその子その子によって違うことが、うちの子たちで明らかになっています🤭

術後服の方が落ち着ける子もいれば、カラーの方が普段通りに過ごせる子もいます。大切なのは、「どちらが良いか」ではなく、その子にとって負担が少ない方法を選んであげることです。

術後服で倒れたように見えるととても驚きますが、多くは一時的な反応です。落ち着いて様子を見ながら、その子に合った方法で術後ケアをしてあげましょう。

当時のうちの子たちの様子
猫が術後服で動けない・倒れる理由とは?病院スタッフが実体験から解説<原>|愛知県一宮市 おおい動物病院

① おはぎ

 

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② きなこ

 

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③ ぎんなん

 

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④ おむすび

 

image0.jpeg◆執筆:原美乃里<トリマー>
今シーズンでスノボにどハマりした原です🏂
25年の1月に人生初スノボを経験し、今シーズン2回でどハマりし、最近母とスキー場に行き一人で滑りました!とにかく楽しいですね♡

 

 

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