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2026/07/27
【学会・実習報告】大阪WJVFにて「オトスコープ×レーザー」の実習に参加してきました<副院長>
⏱ このコラムは約3分で読めます
こんにちは!おおい動物病院の大威優子です。毎日暑い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?🌞
先日、土曜日の午後と日曜日の午前、お休みをいただき、大阪で開催された大規模な獣医学会「WJVF(ウエストジャパンヴェテリナリーフォーラム)」に参加してきました!
実は昨年も同学会でオトスコープ実習に参加したのですが、今年行われた「オトスコープ(耳内視鏡)とレーザー治療を組み合わせたハンズオン実習」は、おそらく日本初開催!
耳科医療の最前線を体感するための特別なプログラムです。
日本の耳科医療を牽引するトップランナーから学ぶ
今回講師を務められたのは、日本の獣医耳科領域を牽引されている第一人者・今井昭宏先生。
実習中には、日頃の耳科診察の中で感じていた疑問や臨床上の細かなポイントを直接質問させていただくことができ、大変濃密で貴重な時間を過ごすことができました。
講師の先生が講義の中で特に強調されていたのが、「オトスコープの最大のメリットは丁寧な観察と正確なサンプリングにあるということ」、そして「レーザーは決して万能の道具ではない」ということです。
耳科を学び深めることで見えてくる「普段の診察」の進化
私自身、日々の診察で耳科医療に向き合い、勉強を深めれば深めるほど強く実感していることがあります。
それは、耳科の知識と技術が向上すると、普段の無麻酔での耳の診察精度が格段に上がり、結果として「全身麻酔をかけてオトスコープ処置を行わなければならないケース」を減らせるということです。
麻酔下でオトスコープを扱っているうちに、無麻酔下でも簡易のオトスコープをわんちゃん猫ちゃんの耳に入れられるようになり、診察の幅がグッと広がりました。
また、無麻酔でのチューブ耳洗浄も、一見簡単そうに見えますが、かなり技術を必要とします。
一朝一夕に技術は向上するものではありませんが、日々の診察の積み重ね、こういった実習や病院見学、そして麻酔下でオトスコープをしていただけたわんちゃん・猫ちゃんたちのおかげで、少しずつ理想とする耳診療に近づけているような気がしています。
👂 当院が大切にしている耳科診察のアプローチ
1. 丁寧な観察と正しい検査で、原因を的確に見極める
2. 日常診察のレベルを高めることで、可能な限りわんちゃん・ねこちゃんの身体的負担(麻酔など)を抑える
3. それでも通常処置では届かないポリープや難治性の病変・中耳炎の症例には、安全かつ的確にレーザーやオトスコープを活用する
「最新機器があるから何でもかんでも使う」のではなく、「レーザーでなければ解決できない症例を見極め、必要な時に最大限の効果を発揮させる」ことこそが重要だと改めて再認識しました。
耳のトラブルにお悩みの飼い主様へ
「繰り返す外耳炎」「耳をかゆがる・痛がる」「嫌がって耳掃除をさせてくれない」など、耳の症状はわんちゃん・ねこちゃんにとっても大きなストレスになります。
日本初の最新実習でアップデートしてきた知識と手技を日々の診察に還元し、これからも地域の皆さまの大切なご家族の「お耳の健康」をしっかり守ってまいります。
長引く耳のトラブルでお困りの際は、どうぞお気軽にご相談くださいね!
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◆ 執筆:大威優子(獣医師・副院長) 今回の学会のくじ引きでは、歯磨き粉(人間用)が当たりました! |
